プリンセスチャレンジ最終回
季節は冬になり、雪がチラつきはじめました。
【プリンセスチャレンジ〜最終回〜】
3週間に及ぶ攻防を経てついに勝者が決定したのに、王子様は他の候補者を選んだのだという。
「僕は、両親が決めた基準ではなく、自分自身の基準で妃を選ぶのさ」とでも言ったのか。じゃあ一体誰をプリンセスに決めたというのか。
というわけで、こちら、とあるレストラン。
お誕生日席にバラが一輪置かれています。
王子からの労いで、プリンセス候補者全員にエクスペリメント料理が振る舞われることになりました。今から候補者たちがここに来ます。そして、各々が好きな場所に座ることでしょう。そう、このバラが置かれた場所に座った候補者こそ
王子様が選んだプリンセス!
…ってことよ。
ムラサキが座ったら仕切り直しですが。彼女はもう公爵との婚姻が決定してますからね。でも食事会に呼ばないのはないじゃない。慰労会ですもの。7人に来てもらいました。レストランの入り口で「席に案内してもらう」と、全員が一斉に席に着く筈です。
これもう一瞬で決まるからね。ぞろぞろと入ってくる候補者たちを固唾を飲んで見守ります。
おー!
「わたし?」
はい、一発勝負でした。そうか、アオが。理由もなく幾度も悪人からいちゃもんをつけられていたアオが、したくもないケンカを吹っ掛けさせられた上で負けてポイント削られたアオが、1人勇敢に火事に立ち向かっていったアオが、王子様に選ばれた候補者だったのです。
要するに、王子様は「善人」がいいと。善いひとがいいのだと。そう言われたら返す言葉もなく。
みんなから「アオなら仕方ないかな」「アオならわかるー」「アオはいい人だもん」と口々に祝福されました。わりと怖い会合になっちゃいましたね。
まあまあまあまあ。みんなエクスペリメント料理を堪能しましょうよ。俄仕立てのレストランなのでシェフの腕とか全然わかりませんが。
美人ウェイトレスが料理を運んできましたよ。初めての外食を楽しみましょう。
喜んでる喜んでる。
みなさまお疲れさまでした!
今回皆がてんでに座ったこの席、今後にも関わってくるんですが今回それはちょっと置いといて、やっぱりね、結婚式で締めたいんですよ。
なのでこれから
アオと王子様の結婚式やります!
あらためて、王子様からアオにバラのプレゼント。
その途端に訪ねてきた王妃。しかもフキダシの中がアオって。察し良すぎの行動早すぎ。
この「アオと王子の物語」のために、最終日時点で知り合いどまりだった2人を婚約まで持っていったり、まあいわゆる辻褄合わせをやっているわけですが、その設定に合わせてくれるかのように抜群のタイミングでこんなフキダシ出しながら、訪ねてくる王妃には脱帽なのです。
まるで必然のように偶然がやってくるのにはびっくり。先日のダイダイへの仕事のオファーもそうでした。あれは本当にびっくりしましたもの。普通はこうです。
食事会の最中に、知り合いですらない魔法使いシムから「宇宙飛行士」にならないかとオファーが来る。こういうもんです。
さて、準備が整ったので、結婚式場作りました!式に困らないだけの要素は揃った。
本日午後2時より、アオと王子様の結婚式です。
はー。オープンエアでバーは外にと思って作ったら、雪積もってる……。テーブルフラワーが埋もれてるじゃないか。そうか、冬になったもんね。そうだね…いや、式場は屋根あるからまあ…。
おめでとう!
このきれいなウェディングドレスはCCをダウンロードしてきました。あと他候補者にもこれまでと違うカラードレスを着せたくて、あらためて探してまいりました。TSRでめちゃくちゃ探しましたが、まずやっぱなんか「dress」で検索しちゃうじゃないですか。でもこういうの「gown」で出てくるのね。ガウンなんだ。素晴らしきクリエイターの方々に感謝。
良いね!Simsで遊んでて「結婚式」をやる機会滅多になくて、これで2回目。
初めてやった時はどうしたらいいかよくわからなくて、相手をクリックして「結婚する」を選んだら、その場で始めちゃってパニックになりましたね。せっかく設置したゲートの前で挙げてくれない、立食みたいにしたらゲストが誰も式を見てくれない。
今回めちゃくちゃうまくいってる!ちゃんとゲートをクリックして「結婚する」を選びましたよ。式を始めたらゲストが集まってきてちゃんと席に着いてくれたことにも感動。
空気など知ったことか!というバーテンダーが1人。操作できないので退かせません。ハハ。そして、裏で「怠惰に居眠り」しているモモがいません。一応今こちらに向かっているみたいですが。
つつがなく式を終えた瞬間の他候補者の様子はこちら。
終わったと見るや次々席を立つ他候補者と違い、かぶりつきで二人を見守る王室夫妻の可愛い後ろ姿。
日が暮れると外はひときわ寒そうです。吐く息が白い。
ゲームの設定で「気温の影響を受けない」ようにしてるから良いですが、デフォルトのままだと凍死者が出るレベルと思います。下手したら参列者全員いってしまうことも有り得るわ。
プレイヤーが寒いの苦手なもんで"Seasons"インストールして最初にこの設定切ったもんね。良かった良かった。寒いシムはいないのです!
見知らぬゲストも来てくれました。出入り自由のラウンジだから。雪が降ることなど全く想定してなくて、真っ白な式場を作ってしまい、大変寒々しい。南の島エリアの"Sulani"に建てれば良かったか。あそこは常夏で雪降らないし。そんなもう今更。
今日ドレスアップのついでに、CCのカスタム3Dまつげをつけてあげたのですが、アップにするとすんごい可愛いです。メイクも先日搭載された透明度の機能を使い、やさしく仕上げましたし。
花嫁っていいですね。
「待って、勝者は私じゃないの?」
そうでした。ムラサキこそが、今回チャレンジの紛うことなきファイナリストであり、最終回の主役であってしかるべきだね。
急いでティアラを探してきました。「tiara」で検索したら見つけられたよ良かったよ。勝者としてそちら着けていただいて、可愛いムラサキのキメ顔ショットでこのプリンセスチャレンジを終わろう。それが筋ですね。それで手を打ってはいただけませんか?
8月に始めたこちらの挑戦、なんとか今年のうちに終わらせることができましたがぎりぎり。想像もつかない縛りのおかげで、これまで見たことないシーンや知らない機能などの思わぬ要素で想定以上に楽しめたんじゃないかと。やってみるものです。
このブログを始める前から見た目だけカスタムして遊んでいた7人のシムにも、今回ので相当、かなり愛着わきましたね。クセの強い特質も込みで息吹を感じております。
ありがとうプリンセスチャレンジ!
ドレスのシムたちを名残惜しくも思う。