Snowy第十四話:まあパーティーなんだろうけど
アカアオキイロの信号トリオ。コモレビ山登頂を目指しております。(前回はこちら)
ダイダイ来てくれてすっごく嬉しいけどこれから昼練なんだーのつらみ。わかって欲しいの。クライミングスキルが思ったように上がらないから私達、ただひたすら岩に登り続けるしかないの。
そのためだけに生きる3人暮らし、懐かしく親しいかつてのプリンセス候補たちからいただく数々のお誘いも全部ガン無視、こうして遊びに来てくれても充分におもてなしできない現状に、どうか理解を示して欲しい。
だって今日はもう水曜日。折返しに入っているのにレベルがまだ3どまりなんだもの!
ところで最近になって、冷蔵庫の前に立ったまま食べるブームが来ちゃって。こうなっちゃうと、どうなっちゃうか
空腹になってる他の子に対して、冷蔵庫から取って食べてと指示しても「は?前に立ちふさがってる奴がいるから冷蔵庫のドア開けられないんだけど」とばかりに拒否られます。
じゃあアオに退いてもらおうかと、例えば椅子に座るように指示しても、食べ終わるまで座ろうとしません。冷蔵庫の前から頑として動かない。アカがおなかをすかせています。ああ、早くこのブームが去りますように。
さて本日、プレイヤーはついに、登山に出かける方法を探し当てました。やったね!
スキー場の上の方にある中級者向けウォールを登ったところにですね、何やらそれっぽい立て看板がありまして。あったんですが
クリックしてみても何も反応しないし、じゃあ何をすればいいんだと、いよいよ重い腰を上げて検索してみたりもしたんですが、わからないままだったんです。不安でした。
もしや、と不意に思ったのはこの場所。
ここにあったーーー!「イベントを計画」しなきゃいけなかったーーー。
あのさ、パーティー開こうって思った時くらいしかこのウィンドウ開かないでしょ。いやパーティー…うん、まあ登山するのに「パーティー」組むんだろうけども…。
…最初の案内板に書いておいて欲しい「イベントから登山ツアーを選択」ってわかりやすく書いておいて欲しいプレイヤーのような頭が悪くひらめきが遅く腰の重い人向けに、是非、書いておいて欲しいものです。
しかしこれで、レベル6になった暁には迷うことなく登山に挑めますね…
ホッとした。気持ちが安らぎ心が豊かになった。これでやっと人に優しくできます。一日一善。
試しに計画を進めてみると、登山ツアーのスタート地点が「ステファニ温泉」だということを知り、その瞬間、もう一つ不明なまま途切れていたシナプスのつながる感覚がありました。
あのですね、クラブです。
クラブの活動の項目に「ロッククライミングをする」っていうのがあったんです。じゃあ、3人でそのクラブを作ろうって思うじゃないですか。
なのに、クライミングをする場所でどうしても「集会を開始」できなかったんですよ。
ここではできません「施設」を選択してください、とか言われて集会できない。必死に考えるも、ウォールのある場所はどこも「施設」ではなく、どうやってクラブ活動したらいいんだ…と、途方にくれて、これも放置していたわけです。
でも「ステファニ温泉」なら確かに「施設」。たまり場に設定して集会もできる。そこからいつもの初心者ウォールまで歩いていけば、クライミングがクラブ活動とみなされるのではないか?
これまでは一番近い左のレンタル区画(クラブのたまり場にはできない)にワープして、クライミングウォールに向かっていたんですが、温泉も同じユキマツエリアにあるので、シームレスで移動はできるはず。ちょっと遠いけど。
こうして一旦温泉前に集い
いつもの初心者ウォールのある場所まで移動を開始。
スキー場のロープウェイの下を通り
ヤマちゃん像の前を走り抜け
練習ゲレンデの脇を抜けて
いつもの壁前へ。よし。こうやってクライミングを始めれば、クラブポイントが溜まっていくはずです。はー。シム時間で40分くらいかかりましたね。いや、そのタイムロスを補って余りある報酬が期待できるんです!(本当にこの方法が最善ですか…?)
さあ皆の衆今日もまた頑張ろう。
ヤマちゃんも応援に駆けつけてくれたぞ!
なんと。この昼練だけでクラブポイントが468も溜まっています。もうこれ交換できるじゃない。「ロッククライミングブースト」
これが欲しくてクラブ活動にしたくて。ほんと…やっと手に入る、やっとこれが。気づくまでだいぶかかってしまったが。
ブーストしてください!
と、バイトの時間になったので、効果のほどは夜練に期待するとして。
バイト着のラッシュガード、これ毎日何色を着るかはランダムなのね。良い。3人の組み合わせを見るのが毎回のささやかな楽しみになります。全何色あるんでしょう。
夜練で早速ブーストの効果が出ているか。アカが真っ先にレベルアップ。「手に滑り止めをつける」いいじゃないですか。大事よ滑り止め。
なるほど、粉をつけるのね。こんなの最初にくれてもいいのだが。だいぶ焦らされております。
しかし眺めていると滑り止めなんて要らないくらい、今夜のアカは最初からまったく失敗してません。この夜は一回も落下せずにスルスル登ってスルスル降りるの繰り返し。この優秀さは何由来なんだろ。特質は「自信家」「ブラザー」「不器用」。体を使う活動で失敗しやすい不器用さんなんですけど、全然関係ないみたいですね。たまたまかな。
一方今夜のキイロとアオは失敗しまくっていて大変。
初心者ウォールでもなかなか上へ上がれない。あっ、でもアオもレベル4いきました。
がんばった。ただキイロはまだちょっとかかりそうかな、夜中になってるので引き上げることにします。ねえずっと同じことしてるじゃん、ずっと同じこと。
明日も同じです。