リソハチのシムズ4アーカイブ

「The Sims 4」PC版を遊ぶ。

Snowy第二十六話:高慢ちきな弁明で

前回、すれ違いながらもプレゼントに心踊った冬祭り。から一夜空け。

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金曜日の朝。家の裏手にジャガイモが生えていたことに気づいたので、早起きしたモモに収穫してもらいました。今日まで全然気づいてなかった。小腹がすいた時に嚙じれるね。

その後モモに1人チェスをやらせていたら、いつの間にか起きて部屋に入って来ていたミドリ。ミドリはですね、会話するまではメモリーのこと忘れてるんです。うっかりお喋りしに来ちゃうわけです。まあ、今日ミドリは仕事お休みですし、もうもういい加減、ちょっとくらい会話したっていいだろうと放置してみたところ。モモの訝しげな眼差し。

「ねえ、あなた迂闊に私に話しかけてるけど大丈夫?」

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大丈夫ではないですね。すぐにモモの出勤時間が来たのでお見送りしながら、内心では怒りが煮えたぎっています。モモの方は全然気にしてないのよね。ミドリばっかり割を食う。しんどいわこのメモリーってやつは。

明日の土曜は2人ともお休みなので、このターン最後の出勤。正座して昇進待ちです。

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「低軌道スペシャリスト」おめでとう!

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戦利品は「携帯銀河ライトショー」。なんとも置きづらい…いやこれも部屋に置きたいので、ショーケースみたいなブースを作って無理やり飾ります。

その頃ミドリ、スパイスフェスティバルで下手くそなバイオリンを弾いていました。

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バイオリンレベル3まで来てるんですよ。地味にね。レベル4になったら路上演奏ができるようになるなーと思って…じゃあ今やってるのは路上演奏ではないのかと聞かれたら返事に困る。あの、専用のスペースで演奏できるようになるんですよね。

今すぐレベルアップしてみないか!すぐ近くにパフォーマンススペースがあるぞ!と、弾かせていたわけですが、残念ながら体力が。

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ガーデニングスペースに「カウプラントベリー」があるから収穫して帰りましょう。育てるかどうかはともかく。とりあえずレア物はもらっていけという精神で。

家の方にはムラサキが訪ねて来ました。

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連日遊びに来てくれてます。あれかな、昨日の微妙な空気を気にして、日を置かず来てくれたのかな。どしたの話聞くよ?って、優しい友人ですよ。

モモからは何も聞き出せないんですけどね。何でミドリが怒ってるのかわかってないし(プレイヤーもわかってないし)そんなことより、この家のつまらない内装どう思う?おおかたそんな話。そんな話になっちゃいますね。高慢ちき同士。昨日も退屈だったね、今日も退屈だったよ〜

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ミドリが帰ってきましたが、チラ見でベッドに直行してました。正解。それがいいと思うよね。

翌日。

先に起きたモモにはちょっとシャワーのアップグレードやってもらうことにします。器用さがまだレベル3なので、パルスマッサージジェットまではできないですが、水量調節機の方はできそうです。既に先日より時間がぐっと短くなったシャワー、さらに時間短縮させましょう。

掃除大大大嫌いなモモですが、修理やアップグレードは嫌がらず黙々と取り組んでくれます。

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そんなことしてる間にミドリも起きてきましたが。さて。

今日はこの2人のターン最終日。仕事もなく一日フリー。大晦日だからカウントダウンは祝いたいよね。で、このままでいいのか。一週間をこの関係のまま終わらせてしまっていいのだろうか。

あの苦いメモリーを獲得して以来、モモからミドリに対して、ずっと出続けてた会話の選択肢があるんですよね。

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これどうしてもやる気になれなかったんですよ。モモは言ってもそこまで悪いことしたとは思ってないだろう、なにせ高慢ちきなので「弁明」なんてする気はないだろうし、そこを押して謝らせるっていうのが何とも腑に落ちなくて。

しかし最終日まで来てしまって考えました。時間に解決させるしかないと思っていた苦いメモリーですが、日にちをかけて、だいぶ減ってきてましてね。

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一回だけ、一回だけ最後に弁明やってみる?不本意なのはわかっているよ。だけど大晦日くらい一緒に出かけたいじゃないの。楽しく過ごしたいじゃない。

やってみませんか。「洗練された弁明」を。

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「なんかごめんね。何したのか全然覚えてないし、別に悪いとも思ってないんだけど、なんか、その…ごめん」ってなことくらいしか言ってない気がしますが

結果、そんな高慢ちき渾身の弁明を、ミドリは聞き入れてくれたのです。

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苦いメモリーが消えました…!

いいぞ!よしよし。いいタイミングだったよー。ミドリってやっぱりツンデレじゃないですかね。多分ですけど心がこもってなくてもいいんですよ。そういうことじゃなくて、きっかけを待っていただけなんです。

迷ってたけどやってみるものです。ホッとした。最初からやっとけって?いやーできなかったです。「なんで私がそんなこと」ってモモの心の声が聞こえてくるよな気がしちゃってね。

今仲直りできたことに意義があるのだ。2人とも夜は一緒に出かけよう。カウントダウンの番組が見られるところがいいね。クラブメンバーにも招集かけましょう。Britechesterのエリア、2つの大学の間にあるパブにします。ここテレビがあったと思うのよ。

ね。1階にバーとテレビがあります。

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2階に卓球台。卓球やったことないよね。モモはアオを誘って勝負に挑みます。

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見てたけど、モモめちゃくちゃ強かったわー。アオに1点もやらなかったね。

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完勝でこのドヤ顔ですよ。

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ミドリは1階のバーでみんなとドリンクを。年末のにぎわい。他にも大勢シムが集まって来てます。ここ雰囲気いいわ。好きですね。

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大学の近くとあって、若者のシムがたくさん。これまで狙って出かけてみては、レディースばかり、シニアばかりと肩透かしを食らってきましたが、最終日まで来て、ようやく出会いのチャンスが!
これはちょっと頑張ってもらうしかない。美女とお喋り楽しかろう?

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クラブ効果もあって、フレンドリーな会話が弾んでます。しかし正直あれね、このひと!っていうようなイカしたシムがあんまりいないので、とりあえず近くのシムに手当り次第声をかけてもらうところから進めてもらいます。知り合いにだけなっておいてもらえばいいわ。もうすぐカウントダウンの番組も始まることですし。

と、ここでなんと、プレイヤーはモモがどこにもいないことに気づきました。びっくりだよね。彼女はあろうことか、無断で帰宅してしまっていたのです。なんて自由なのあなたは!

いや一匹狼にはきっつい環境だったか。放置しちゃっててごめんなさいと心の中でそっと謝ります。でもカウントダウンには居てよ!何のために仲直りしたの、一緒に年越し祝うためでしょう!

呼び戻します。

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家で居眠りでもしていたのか、ご機嫌でした。

すぐ中に入って来てー!番組始まっちゃってるのよもう。ミドリはテレビの真ん前で年越しスタンバイ中よ!

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なぜか、カウントダウンお構いなしの面々。「もう去年やったからいいよねー」「同じだもんね」そんな会話が聞こえてきそうです。言ってるうちに年越してるし。

同じじゃないよ!

蜘蛛の子散らすように次々とパブを後にするシムをかきわけて、ミドリは真っ直ぐモモの方に向かっていきました。

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良かった。良かったね。

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Snowy次回に続く