タイニーハウス:レベル1マイクロハウスの恐怖
アイテムパック『Tiny Living Stuff Pack』を買ったのはだいぶ前。動機は、建築アイテムが可愛かったから。まあそこまではいいとして、これまでただの一回も『タイニーハウス建築』をやらなかった、やってみようとすらしていなかったのは、どうしてなのか。
ろくに説明も見ず「小さい家建てたからどうなの?」と思ってましたね……ごめんなさいね、今回知りました。
タイニーハウスは魔の家だったんですね!
建築モードで『タイニーハウス建築』を選んで、そのチートぶりに驚愕。最も極小、レベル1のマイクロハウス建築で
人間関係の進み具合、植物の成長、ムードレットの持続時間、スキルの伸び、家の快適性が全部2倍!
さらに公共料金の請求額も少なくなるなんて。どうしてこれまでこの画面を開いてみなかったんだろう。見てみるべきだったよね。
しかしマイクロハウスとなると、家の敷地に使えるのはたった32タイル分。そんな極小スペースで生活をまかなえるのか。やってみました。
トイレとシャワーを3タイル分におさめて、シンクはキッチンに1つのみ。カウンターの椅子からもベッドからもテレビが見えるようにして、というところまでは持っていきましたが、ダイニングテーブルと椅子は放棄しましたね。
壁に囲まれてない部分はタイルの数としてカウントされないようなので、外の敷石とかフェンスは好きなように。アウトドアテーブルとチェアを外に置いてささやかな憩いと交流のポイントに。イーゼルも外に置けばいいかと思いつつ。
一番心配なキッチンまわり。よし調理できる。冷蔵庫の位置をシンクぎりぎりまで攻めましたが、手洗いもちゃんとできました。
なるほど、ベッドに座って食べるのか。カウンターで食べられるようにしたかったんですが、パソコン置いちゃったしな。
そこそこ広く…見えるかな。まあほら、リアル日本のワンルームの狭さを知ってたらね、広い部屋にも見えますよ。
テレビ見るのにもベッド。ベッド大活躍。
本を読むのに外に出ましたね。お茶持ったアスールが追いかけていってほっこり。
ベッドにもちゃんと2人で寝られます。暮らせるんじゃない?いや多少狭くても使い勝手が悪くても、得られる恩恵を考えたらね。
とりあえず暮らせる家ができたということで、マイクロハウスの特典、本当に説明に書いてある通りなのか、ちょっと試してもらいました。
ムードレットの持続時間は実際に2倍。
すばらしい!幸せ度が半端ないことになりますね。
スキル上げはどうなのか。演技の練習をしてもらいましょう。
通常の住居区画で0から2に上がるまで2時間25分(くらい)、マイクロハウスでは1時間40分(くらい)でした!めちゃ早い!でも倍…ではない。
交友関係はどうか。ちょうどエリザパンケーキさんが訪ねていらしたので、初対面のラランに「セクシーな自己紹介」をかましてもらいましょう。
挨拶ひとつで、選択肢に「ファーストキス」が出てきました。ピンクゲージの伸びが恐ろしいですね。
その後「投げキッス」「外見を褒める」などしてみたところ、勝手に自律で「ヤドリギのキス」を初めた2人でしたが、出会いから一時間もかからずに「交際を申し込む」ことができるようになってしまいました。2人とも特に「誘惑的」にもなってない。というところがまた魔を感じさせます。
エリザにはボブがいるのに!いやエリザ、何がなんだかわからないという顔をしている。ですよね、恐ろしいですよね。
ちなみに「親友」になるのも一時間かからなかったです。この家に来たシムはもれなく入れ食いです。餌食です。
昼に植えたイチゴも翌朝には収穫可能に。Seasonsで巡り巡る四季に追い立てられてるので、なにげにこれが一番嬉しいかもしれなかった。フルーツたんまり所持品に入れておけば出先でお腹すいても困りません。
安い家具でも幸せになれるって特典も良いよね。デザインは好きだけど快適性が…みたいな悩みはなくなるんじゃないでしょうか。
問題点としてはもちろん家を広くできないということに尽きますか。スキル、人間関係、キャリアを上げたいだけ上げて、その後タイニーハウスを手放すか、しかしこの快適さに浸かっちゃったら普通の暮らしに戻れなくなりそう。
もう「魔の家」といっても過言ではないマイクロハウス。そこまでぎちぎちに切り詰めなくても暮らせる家はつくれそうなので、ほかにどんな工夫ができるのか、どこまで快適にできるのか、また攻めてみたいところです。